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国際イングリッド・ブタンクール連盟委員会 |
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2002年2月、フランス人女性イングリッド・ブタンクールとその同僚のクラーラ・ロハスは、コロンビアの左翼ゲリラ
FARC (コロンビア武装革命軍)によって人質にとられた。 開放の希望も虚しく、2005年2月、人質となって4年目を迎えた。 イングリッドとクラーラの他、一般市民から軍人、老若男女合わせて3000人以上の人質(内400人は子ども)は、ジャングルの中での苦悩の毎日を、開放の希望にすがって生きている。 誰が悪いのか? 良心のためらいも見せず、冷酷に計画的な誘拐を繰り返し、一般市民を殺害するゲリラ達は、自分たちの行為を 「自由のための戦い」 と称して、正当な手段だとアピールしているが、彼らが悪いのか? コロンビア政府は、数千人もの国民が長い人質生活の苦しみ (長い人は7年以上) を耐えているのにも関わらず無関心を装って何もせず、30年にわたって続いているゲリラ対コロンビア軍隊の戦いが、いつの日か軍の勝利に終わることだけに気をとられているようである。 この政府が悪いのか? 誘拐、人質という犯罪に対する社会の関心も薄く、特にコロンビアでは誘拐は日常茶飯事であるため、問題視されることが無い。 関心の薄い社会がいけないのか? フランス国内の組織や政治団体がコロンビアのゲリラ組織を援助し続けているが、「マルクス主義の信念のもとに」、と唱え援助行為に酔っていても、ゲリラ行為の実態には全く無知であるフランス人がいけないのか? 人質たちは日々、熱帯の病気、誘拐者の暴力のにおびえ、アメリカが「愛国プラン」と名うって支援しているコロンビア軍による手当たり次第の爆撃にさらされ、ますます絶望的な気持ちになっている。そんな状況にある人質に関心を寄せるのが、人質たちの親族だけというのはいかなることか。 人質の親族は、①コロンビア政府の人質に対する無関心への不満、②軍の力でゲリラを敗北させようとするコロンビア政府のやり方が及ぼしかねない人質の生命の危機、を強く訴えており、「ヨーロッパの国々の政府がコロンビア政府とゲリラ組織に圧力をかける以外に人質解放の希望はないのだ」と、強力を求めている。 国際イングリッド・ブタンクール連盟委員会は、フランス、ベルギー、オランダ、スイス、アイルランド、その他の国々からの支援団体の協力を得て、人質解放に向けて努力を続けている。小さいところでは賛同する者の居住地域から、大きなところでは欧州議会の各国の代表に、SOS
のメッセージを流すことも決定した。 当連盟委員会は、残念ながら人質の解放を遂げられないまま、イングリッドとクラーラの人質生活3周年を迎えることとなった。各協賛団体には、引き続き解放に向けての努力をお願いすると共に、当連盟委員会はコロンビア政府による平和的解決を要請して行きたい。 |
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